お店の商品をネットでも売りたい。まず3商品から準備する小さな通販
お客さんから「これ、ネットでも買えますか?」と聞かれたけれど、お店に来てもらう方法しかない。SNSで問い合わせが来るたびに、送料や注文方法を一つずつ返信している。こんなこと、ありませんか?
ネットショップがあれば便利そう。でも、写真を撮って、説明を書いて、発送の準備もして……。普段のお店の仕事だけでも手いっぱいなのに、と思いますよね。
最初から全商品を並べようとせず、まずは発送しやすい3商品から。注文を受けてから届けるまでに、何を用意すればよいか整理しましょう。
1.最初の商品は、発送まで考えて選ぶ
説明しやすく、梱包しやすいもの
例えば雑貨店なら、サイズや素材が分かり、配送方法を決めやすい商品から考えます。割れやすいもの、温度管理が必要なもの、大きなものは、送料や梱包、取り扱い条件を先に確認しましょう。
通販用に販売できる数を決める
店頭に5個あるからと、ネットでも5個販売できる設定にすると、両方で売れたときに足りなくなるおそれがあります。まだ在庫連携を使わないなら、店頭3個・通販2個のように販売分を分ける方法があります。これは架空の配分例です。
通販分は置き場所や印を分け、店頭でうっかり売らないようにします。在庫が動くたびの管理が負担になったら、店頭とネットの在庫管理を見直す記事も参考にしてください。
2.商品ページの材料をそろえる
説明文を書く前に、事実をメモする
| 項目 | 書き出す内容 |
|---|---|
| 商品名 | 名前、色やサイズの違い |
| 写真 | 全体、裏側、細部、大きさが分かるもの |
| 仕様 | 寸法、素材、付属品、扱い方 |
| 購入時の情報 | 価格、送料、発送予定、返品の条件 |
写真だけでは分かりにくい重さや寸法も、測れるものは記録します。仕入れ先の説明を使う場合は、転載できるかを確認してください。
AIには、見本と確認済みの情報を渡す
以下の商品情報をもとに、通販の商品説明を200字程度で書いてください。文体は下の見本に合わせてください。素材・寸法・効果を推測で足さず、不明な点は質問してください。
商品情報:[確認済みの情報]
文体の見本:[自分のお店で使っている説明文]
AIにこう頼むと、書き出しの下書きを作れます。できた文は現物と照合し、使い心地や人気、効果を勝手に足していないか確認しましょう。お客さんの住所などは、この作業に必要ありません。
3.注文を受けてから慌てないようにする
一度包んで、送料を調べる
売る商品と同じ大きさ・重さのものを実際に梱包し、箱や緩衝材を含めてサイズを測ります。商品単体では小さくても、梱包後に送料が変わることがあります。配送会社の条件で確認してください。
発送する日を、守れる範囲で決める
毎日発送できないなら、無理に翌日発送と案内しないことです。注文確認、在庫の確保、梱包、発送連絡を、営業日のどこで行うかを決めます。「何を起点に何日以内か」も、お客さんに伝わるように書きましょう。
4.公開前に、購入する人の目で確認する
商品代金以外の条件も見えるように
通信販売では、販売価格や送料、支払方法・時期、商品の引渡時期、返品に関する条件、事業者情報などの表示が必要です。ここに挙げたものだけで確認を終えず、消費者庁の通信販売ガイドとサービスの設定案内を見ながら整えてください。扱う商品によって許可や表示の確認が必要な場合もあります。
お客さんがたどり着く入口も作る
ショップを作ることと、見つけてもらうことは別です。公開後はお店の案内ページやSNSプロフィールにリンクを置く、店頭に通販の案内を出すなど、今いるお客さんが迷わない入口を考えます。テスト注文を行う場合は公式の手順に従い、実際の課金や手数料が生じるかを先に確認してください。
5.売り場を作るサービスも、必要な範囲で選ぶ
STORES ネットショップは、ネット販売の売り場を作る候補の一つです。公式には無料のフリープランがありますが、販売時の決済手数料などは別です。詳しい機能は公式サイトで確認できます。
まず3商品について、写真・説明・販売数・発送方法をそろえる。その材料を持ってサービスを比べると、何が必要かを判断しやすくなります。費用と契約期間を整理したSTORES紹介記事も合わせてご覧ください。