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お店で売れた商品がネットでは在庫あり。在庫管理の二度手間を減らすには

情報確認日:2026年10月12日。公式情報と、編集部による運用の提案をまとめています。STORESを使った店舗運用・決済の実利用検証は行っていません。

お店で最後の1個が売れた。ネットショップの在庫も直さなきゃ、と思っていたのに、接客が続いて忘れてしまう。こんなこと、ありませんか?

その間にネットでも注文が入ったら、お客さんに事情を説明しなければなりません。売れるたびに数を直したり、閉店後に数え直したり。在庫の確認だけで時間が過ぎるのは、困りますよね。

まずは店頭用と通販用の数を分ける方法から考えましょう。そのうえで、在庫を自動で共有する仕組みが必要かを判断します。手作業の整理と、有料の在庫連携を使う場合の確認点を紹介します。

1.同じ商品を、同じ名前と単位で数える

色やサイズの違いも区別する

「マグカップ」だけでは、白と青を取り違えるかもしれません。例えばMUG-WHとMUG-BLのような識別用の番号を付け、店頭とネットで同じものを使う方法があります。これは管理用の記入例です。

1個売りと2個セットも分けて考えます。セット商品が売れたときに、単品の在庫をどう減らすかを決めておかないと、名前をそろえただけでは数が合いません。

返品や取り置きも記録する

売れた数だけでなく、取り置き、不良品、返品で戻った商品も分けます。返品されたものが再販売できる状態かを確認する前に、販売可能な数へ戻さないようにしましょう。

2.まずは、販売分を分ける方法もある

少量なら、一つの表で始める

商品番号店頭販売分通販販売分取り置き
MUG-WH321
MUG-BL210

数字は架空の記入例です。白のマグは合計6個あり、そのうち1個は取り置きで販売分には入れない、という管理です。

通販分を別の棚に置くなど、実物でも区別します。店頭分から通販分へ移すときは、両方の数を更新し、合計数が増えていないかを確かめましょう。

更新が追いつかなくなったら連携を考える

一方で、販売分を分けると、店頭には残っていても通販は売り切れになることがあります。振り分け直す作業が頻繁になったら、同じ在庫を共有する仕組みも比較するタイミングです。

3.STORESの在庫共有は、設定とプランを確認する

アカウントを作るだけで共有されるとは限らない

STORES レジの公式機能案内では、ネットショップとの在庫共有を有効にすると、共通の在庫数から注文分を減らす仕組みが説明されています。共有は商品ごと・店舗ごとに設定できます。

同じSTORESアカウントを使うことと、在庫共有を有効にすることを混同しないようにしましょう。公式ではネットショップとの在庫連携はスタンダードプランの機能として案内されています。無料プランで在庫共有までできると考えず、対応プランと料金を確認してください。

出典:STORES レジ 機能一覧

「カートに入れたら確保」とは限らない

公式FAQでは、レジのカートへ商品を追加するときに最新在庫を同期し、支払いが完了するまでは、その数量分を在庫から減らさないと説明されています。カートに入れるだけでは在庫確保になりません。

そのため、店頭とネットで同時に最後の1個が売れるような場面まで、在庫共有だけで必ず防げるとは言えません。同期のタイミングや、在庫不足時の扱いを確認しておきましょう。

出典:在庫数がアプリへ同期されるタイミング

4.切り替える前に、少数の商品で確かめる

最初の在庫数を実物と合わせる

登録されている数が間違っていれば、連携後もその数をもとに管理されます。切替時点の実物を数え、取り置きや発送待ちを除いて、販売できる数を決めましょう。

確認する場面を決めておく

これは導入時の確認項目です。本記事で実機検証した結果ではありません。確認用の操作はサービスの公式手順に従い、意図しない注文や決済を作らないようにします。

5.減らしたい作業と、増える費用を比べる

「毎日何回、在庫を書き換えているか」「どこで間違えやすいか」を1週間ほど記録してみましょう。作業が少ないなら、表と置き場所を整えるだけで運用できる場合もあります。

連携が必要になったら、今のレジやネットショップから移す手間、機器の対応、月額料金まで比べます。STORESの契約と無料・有料の違いは、小さなお店向けSTORESガイドで確認できます。これから通販を始める方は、3商品から準備する通販の始め方もどうぞ。

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