接客中に予約の電話を取れない。一人のお店がネット予約を始める前に決めたいこと
接客中に電話が鳴る。でも、今は手を離せない。あとで折り返したら、今度は相手が出ない。こんなこと、ありませんか?
電話に出られても、予約表を開いて、空いている時間を伝えて、名前を聞いて……。目の前のお客さんを待たせるのも気になりますよね。
「空いている時間を見て、お客さんが自分で予約できたら」と思ったら、ネット予約を検討するタイミングです。まずは、予約の受け方と時間の取り方を整理しましょう。
1.電話の内容を「予約」と「相談」に分ける
日時とメニューだけで決まるものから
いつものメニューを、空いている日時から選んでもらう。こうした予約は、ネットで受け付ける候補です。一方、内容によって所要時間が変わる相談は、最初から自動で確定させない方法もあります。
例えば美容室なら、通常のカット予約と、施術内容を事前に相談したい予約を分けて考えます。これは受付方法を考える例で、特定のお店の実績ではありません。
まず3項目だけ書き出す
| 確認すること | 記入例 |
|---|---|
| ネットで受けたい予約 | 通常メニューの予約 |
| 事前相談が必要な予約 | 内容・時間がまだ決まっていないもの |
| 急ぎの連絡 | 当日の遅刻・変更は電話 |
この例を、自分のお店に合わせて書き換えましょう。すべての連絡を一度にネットへ移す必要はありません。
2.予約枠には、片づけや準備の時間も入れる
施術の時間だけで埋めない
仮に施術60分、片づけと次のお客さんの準備に15分かかるなら、必要な時間は75分です。60分おきに予約を受ける設定では準備時間が残りません。
使うサービスで、メニューの所要時間と前後の余裕をどう設定できるか確認してください。営業時間の最後に、終了時刻を過ぎる予約が入らないかも確認します。
電話で受けた予約も同じ予定表へ
ネットだけを見て空き枠を出していると、電話で受けた予約と重なるおそれがあります。電話の予約を受けたら、同じ管理画面に登録するか、該当枠を閉じる手順を決めます。
受付中に別の予約が入ることも考え、確定前に空き状況を確認しましょう。ネット予約を入れただけで二重予約がなくなるとは限りません。
3.お客さんには「どこから」「いつ確定」を伝える
案内文は短く、行き先を一つに
通常メニューのご予約は、こちらの予約ページから日時をお選びください。施術内容のご相談は[相談先]へお願いします。当日の変更・遅刻は[電話番号]までご連絡ください。
角括弧の部分をお店の情報へ置き換えて使う見本です。ネットを使わないお客さんへの受付方法も残すなら、その連絡先を一緒に案内します。
「受付」と「確定」を混ぜない
お店の確認後に確定する運用なら、「送信だけでは予約確定になりません。お店からの返信をお待ちください」と案内します。その場で確定する運用なら、完了画面や通知にどう表示されるかを確認しましょう。選んだ設定と案内文を合わせることが大切です。
4.ルールが決まったら、サービスを比べる
料金より先に、必要な設定ができるか確認
- メニューごとに所要時間を変えられるか
- 電話で受けた予約も管理できるか
- 受付の締切や変更方法をお店のルールに合わせられるか
- 無料プランの予約件数やページ数で足りるか
STORES 予約はネットで予約を受け付けるサービスの一つです。ただし、上の項目すべてが無料で使えるという意味ではありません。必要な機能の対応プランを確認してください。公式の機能案内と、freee予約とSTORES予約の比較を合わせて見ると整理しやすくなります。
導入前に、お客さん側から確認する
公開前の確認では、スマホでメニューを選び、日時や料金の案内を読みます。予約テストはサービスの案内に従い、確認用の枠を使いましょう。事前決済がある場合は、通常の予約操作で実際に課金されないかも先に確認します。
まずは「受ける予約」「必要な時間」「確定の方法」の3つから。STORES全体の費用と契約条件は、小さなお店向けSTORESガイドにまとめています。