無料KPIシートの使い方:空欄とゼロを分けて、1週間を振り返る

配布中のv1.0に沿って、入力欄と計算結果の読み方を説明します。

作成:2026年9月25日

1. まず何を記録するか

クリックと報酬を別々に見る

KPIは、仕事が前に進んでいるかを確認する数字です。このシートでは、サイトへの訪問、無料シートを取得するボタンのクリック、費用、作業時間などを1週間ごとに記録します。

クリックされたことと、お金が入ることは別です。無料取得ボタンが押されても、保存が完了したとは限りません。また、アフィリエイトの報酬は、広告主が支払いを認めた「確定報酬」だけを専用欄に入力します。

分からない数字をゼロにしない

まだ測れていない項目は空欄にします。管理画面で対象期間を確認し、結果が0件だった場合に0を入れます。たとえば、サイトの計測を始めていないのに訪問数を0にすると、「誰も来なかった」と「分からない」を区別できません。

自分で動作確認したアクセスやクリックは、集客の成果に数えません。取り除けない場合は、そのことを実験ログに残します。

2. シートに入力する

入力するのは「週次KPI」シート

ファイルには「週次KPI」と「記入例(架空)」の2枚があります。「週次KPI」を使い、週ごとにファイルを複製して保存してください。B5に週の開始日を入れ、日本時間の月曜から7日間など、同じ期間で数字を集めます。黄色の欄が入力欄です。

配布シートv1.0の入力先
セル項目注意点
B13サイト訪問対象ページへの訪問回数。人の数とは区別します。
B14無料取得ボタンのクリック保存完了数ではありません。広告クリックは入れません。
B15・B16注文・売上自社商品の欄です。アフィリエイトの成果は入れません。
B17費用今回の事業で使った費用。共通の費用を分けた方法もメモします。
B18人間の作業時間単位は時間。確認・修正・承認も含めます。
B19〜B22Instagramの数字リーチ、保存、プロフィール閲覧、外部リンクタップ。取れない数字は空欄。
B23アフィリエイト確定報酬まだ確定していない報酬は含めません。

自社商品を販売していない週は、注文と売上が発生していないことを確認したうえでB15・B16に0を入れます。確定報酬がないことを確認できた週は、B23も0です。

広告クリック数、発生した成果の件数、未確定報酬には、v1.0では専用欄がありません。別の記録に残し、B26「対象LP・計測元」に保存場所を書いてください。LPとは、訪問者に読んでもらう案内ページのことです。

架空例を自分の実績と混ぜない

「記入例(架空)」は使い方を説明するための数字です。無人ラボAIの実績でも、利用者が得られる成果の予測でもありません。自分の週次記録へ数字をコピーせず、各管理画面で確認した値を手動で入力します。シートに自動取得や外部送信の機能はありません。

3. 週末に振り返る

計算結果から言えることと言えないこと

B8は「自社商品売上+アフィリエイト確定報酬−費用」です。3つの金額がそろわないと「未計測」になります。人間の作業時間を自動で人件費に換算する式ではなく、会計上の利益を示すものでもありません。

B9は「無料取得ボタンのクリック数÷サイト訪問数」、B10は「自社商品の注文数÷サイト訪問数」です。必要な入力が欠けると「未計測」、訪問数が0なら「算出不可」と表示します。計算欄のB8〜B10は上書きしないでください。

たとえば訪問が100回、取得クリックが20回なら、B9は20%です。これは説明用の架空例です。同じ人が複数回押す場合があるため、「訪問した人の20%が保存した」という意味ではありません。

来週変えることを1つ決める

B26〜B32の実験ログに、計測元、今週の仮説、変えたこと、結果、判断、次の実験、集計条件を残します。「ボタンの説明を短くした。クリックは増えたが、訪問者の違いは未確認」のように、事実とまだ分からないことを分けます。

次の変更を1つに絞ると、何が影響したかを考えやすくなります。ただし、前週より数字が上がっただけで変更の効果と断定はできません。訪問数が少ない週は、結論を急がず記録を続けましょう。

無料KPIシートを取得する

この説明は配布ファイルv1.0の入力欄・数式を確認して作成しました。シートは業務の振り返り用です。自分・自社での利用と改変はできますが、原本・改変版の再配布や再販売はできません。

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