マルシェで「カードは使えますか?」に備える。出店前のキャッシュレス準備
マルシェで「カードは使えますか?」と聞かれて、現金しか使えないと伝える。お客さんが財布の中を見て迷っていると、こちらも困ってしまいますよね。
次の出店では対応したい。でも、年に数回のために端末を買ってよいのか、屋外でも使えるのか、何を準備すればよいのか。分からないことが多くて、後回しになっていませんか?
この記事では、会場のルール、通信と電源、費用の確認から、当日の準備までを順番に整理します。
1.主催者と決済会社、両方の条件を見る
会場独自のルールを先に確認
出店案内で、個別の決済端末を使えるか、主催者指定の支払方法がないかを確認します。電源や通信環境についても、会場へ確認しておくと持ち物を決めやすくなります。
普段の店舗で使えても、催事では確認が必要
決済会社にも、イベントで販売する商品や利用場所が対象になるか確認します。STORES 決済の公式FAQでは、固定店舗がない場合も申し込みでき、イベント・催事・訪問先で利用できると案内されています。必要な情報・書類をそろえて申し込む形で、誰でも必ず審査に通るという意味ではありません。
2.端末のほかに、通信と電源を準備する
手持ちのスマホが使えるか
必要なスマホ・タブレット、対応OS、通信方法は製品によって違います。端末だけ買ってから困らないよう、公式の対応機種と必要機器を確認してください。普段使っているスマホを使うなら、当日ほかの作業にも必要かを考えます。
当日の持ち物を一つの袋にまとめる
- 必要な決済端末とスマホ・タブレット
- 充電器、対応ケーブル、使える予備電源
- 利用できる通信回線
- 対応している支払方法の案内
- 使う場合は釣り銭と現金の売上記録
これは準備用の見本です。通信が混雑したとき、電池が減ったときの対応も決めておきましょう。圏外で決済できると決めつけず、サービスの案内を確認します。
3.月額0円でも、出店全体の費用を計算する
機器代と手数料を足す
費用は「機器代+月額料金+決済手数料+必要な通信費など」に分けます。毎週出店する人と、年に1回だけ出店する人では、同じ端末代でも負担の感じ方が変わります。
計算練習として、端末代が仮に2万円、出店が年4回なら、端末代だけをその4回へ割り振ると1回5,000円です。さらに売上5万円、手数料を仮に3%とすると1,500円。合計6,500円になります。これはSTORESの料金ではなく、考え方を示す架空の数字です。実際には適用される料金に置き換えます。
「低い料率」だけでは決めない
使われる支払方法によって料率が異なる場合があります。入金日、振込手数料、契約期間も確認し、出店後の仕入れや支払いに間に合うかを考えておきましょう。
4.当日は、決済の完了まで確認する
読み取り音だけで終わりにしない
商品の金額をお客さんと確認し、サービスが指定する完了表示や取引履歴を確認します。操作が止まった場合は、履歴を調べる前に何度も決済をやり直さないようにしましょう。処理結果が分からなければ、公式の案内やサポートで確認します。
使えないときの案内も用意する
ただいま決済の状況を確認しています。重複のお支払いを防ぐため、少しお待ちください。
このようなひと言を用意しておくと、慌てて再操作する前に確認する時間を取れます。未決済と確認できた後の代替手段は、会場とお店のルールに合わせて案内してください。
5.出店日から逆算して準備する
審査、機器の準備、操作の確認が必要なので、出店前日に申し込めば間に合うとは考えないほうがよいでしょう。予定日に利用できる見込みを確認してから、お客さんへ対応開始を案内します。
STORESを候補にする場合は、公式の決済サービス案内で対象・機器・手数料を確認してください。無料プランと年間契約、端末貸出の違いは、STORES紹介記事に整理しています。