公開:2026年10月26日
月謝の値上げをどう伝える?教室のお知らせ文と案内前の確認表
月謝を見直すことになったものの、お知らせを書こうとすると「申し訳ありません」ばかりになる。いつから変わるのか、今いる生徒にも同じ金額なのか、質問が来そうで筆が止まる。そんなときは、文章を整える前に、変わる内容を小さな表にしてみましょう。
読む人がまず知りたいのは、自分の月謝が、いつから、いくらになるかです。その答えを先に置くと、案内に入れる内容が整理できます。
1.文章を書く前に、対象と開始月を決める
「誰に適用するか」を分けて書く
新しく入る人だけなのか、すでに通っている人も含むのか。コースによって金額が違うなら、一つずつ書き出します。未確定の条件は、文章にする前に確認しましょう。
| 確認すること | 記入欄 |
|---|---|
| 対象のコース | ____ |
| 対象となる生徒 | 在籍者・新規入会者・その他__ |
| 現在の月謝と変更後の月謝 | __円 → __円(税込などの表示も統一) |
| 適用する月 | __年__月分から |
| 最初の支払日 | __年__月__日 |
| 支払う人に必要な操作 | なし・あり(内容__) |
| 問い合わせ先 | ____ |
「何月分」と「支払日」は別に確認する
翌月分を前月に支払う教室では、月謝が変わる月より先に支払額が変わります。「11月から変更」だけでは、11月分なのか11月の支払いなのかが伝わりません。対象月と支払日を両方書くと、読み手が自分の予定と照らし合わせられます。
案内を出す時期や変更の手続きは、入会時の約束や利用規約などを先に確認してください。この記事では「何日前ならよい」と一律には決めません。
2.変更点、理由、必要な行動の順に伝える
変更点は、文章に埋め込まない
長いあいさつの途中に新しい金額が出てくるより、「対象」「新しい月謝」「開始月」をまとめると探しやすくなります。コースが複数あるときは、生徒が自分のコースを見つけられる表にします。
理由は、実際に説明できることだけ
教材費や会場費の変化など、教室で実際に起きている事情を短く伝えます。もっともらしい理由を足したり、まだ決まっていないサービス改善を約束したりする必要はありません。
支払方法の変更や再登録が必要なら、その手順も添えましょう。操作が不要と確認できている場合は「お手続きは不要です」と書けます。確認前に、便利そうだからという理由で書き足さないようにします。
3.教室のお知らせ文の見本
詳しく伝える案内
件名:[コース名]の月謝変更について
いつも[教室名]に通っていただき、ありがとうございます。
[実際の変更理由]により、[開始年月]分から月謝を下記のとおり変更いたします。
対象:[対象コース・対象者]
現在の月謝:[現在の金額]円
変更後の月謝:[新しい金額]円
適用開始:[開始年月]分
初回の支払日:[年月日]
[必要なお手続きがあれば、内容・期限・方法を記載。不要と確認できた場合は、その旨を記載]
ご負担をおかけしますが、変更内容をご確認いただけますと幸いです。ご不明な点は[問い合わせ先]へご連絡ください。
[教室名・担当者名]
角括弧の部分を埋めてから使います。現在の月謝と新しい月謝の税込・税別表示をそろえ、教材費など別の費用が変わる場合は、月謝とは分けて案内してください。
詳細のお知らせへ添える短い案内
[コース名]の月謝は、[開始年月]分から[新しい金額]円に変わります。対象者・最初の支払日・お手続きについては、[お知らせの場所]にまとめました。ご不明な点は[問い合わせ先]へご連絡ください。
短い文だけで済ませず、対象者ごとの詳しい内容を確認できるようにします。詳細を載せた場所を案内する場合は、受け取った人が開けることも確認しましょう。
AIに整えてもらうときの頼み方
生徒名や連絡先を入れず、上の表の条件だけを渡して頼むといいですよ。
「この条件を使って、保護者向けの月謝変更のお知らせを作ってください。最初に対象・金額・開始月をまとめ、理由は提示した事実だけを書いてください。不明なところは推測せず、確認事項として別に出してください。」
できた文章は、金額・対象月・支払日を元の表と照合します。読みやすさの確認と、数字の確認を分けるのがポイントです。
4.配った後は、案内と請求設定を照らし合わせる
案内先と送った日を残す
連絡アプリ、紙、メールなど、渡し方が分かれる場合は、送付先・送った日・問い合わせへの対応状況を台帳に残します。「送信済み」と「読んでもらえたことを確認済み」は別の状態です。返事を求める場合は、確認してほしい内容と返信先も伝えましょう。
古い金額が残る場所も確認する
- ホームページや募集案内の月謝表示
- 入会時に渡す料金表
- 請求用の台帳や集金サービスの設定
- 変更前後の月をまたぐ請求予定
自動集金でも、お知らせを送るだけで設定が変わるとは限りません。使っているサービスの変更方法・反映時期・対象者を確認し、次回請求の金額と対象月を案内内容に合わせて点検します。
5.料金変更のたびに確認が大変なら、集金の流れを見直す
生徒ごとに金額や支払日が違い、台帳の更新が追いつかないなら、まず「誰が・何月分を・いくら支払うか」を一か所で確認できる形にします。
支払方法から整理したい場合は、月謝袋と銀行振込を見直すチェック表へ。自動集金も比較したい場合は、会費ペイの案内で、導入前に調べることを整理できます。料金変更の方法や反映時期、費用が自分の教室に合うかを確認してから検討しましょう。
見本について
掲載した案内文は、無人ラボAIが作成した架空の見本です。実際の教室や保護者とのやり取りではありません。自身の教室の条件に合わせて直し、内容を確認してから使ってください。